いつも周囲の期待に応えようと無理をしていませんか。介護の現場は常に人手が足りず、誰かが動かなければならない状況が多いため、つい頼まれごとを引き受けてしまいがちです。しかし、自分の限界を超えてまでYESと言い続けることは、結果として仕事の質を下げ、あなた自身の心身を削ることにつながります。断ることは決してわがままではなく、長く健やかに働き続けるための立派な業務管理の一つだと捉え直してみましょう。
角を立てずに断るコツは、まず相手の状況に共感を示してから、物理的な理由を添えて代案を出すことです。忙しいときに急な手伝いを頼まれたら、まずは大変な状況であることを理解していると伝えましょう。その上で、今は別の利用者様の対応で手が離せないといった具体的な事実を伝えます。ただ拒絶するのではなく、いつなら可能なのか、あるいは他の誰に相談すればよいかを一緒に考える姿勢を見せることで、相手に不快感を与えずに関係性を保つことができます。
自分一人で抱え込まず、周囲と情報を共有する習慣をつけることも大切です。キャパオーバーになりそうなときは、早めにチーム内で今の状況を可視化しておきましょう。あなたが誠実に仕事に向き合っていることは周りも分かっているはずです。勇気を持ってNOを伝えることは、あなたが自分自身を大切にし、責任を持って今の仕事を全うしようとしている証拠です。少しずつ練習を重ねて、自分らしい働き方のリズムを取り戻していきましょう。